届出に必要な図面一式のうち、4種類目の「照明・音響設備配置図」について解説します。まずは画像をご覧ください。

①CADソフトのレイヤー機能を使って、壁や扉、カウンターなどの構造物以外の、客席内のイス、テーブルといった造作物を非表示、または消去します。調理場内の造作物も同様にします。

②営業所内のすべての照明設備を種類毎、もれなく図面上に記載します。記号は別記、「照明設備表」と対応させます。例では照明の種類を図形で分けていますが、アルファベットなどの記号でもかまいません。なお、用紙に余白が十分にない場合、照明設備表は別紙で作成してもかまいません。

③営業所内のすべての音響設備を種類毎に記号分けし、もれなく図面上に記載します。この図面の例にはありませんが、カラオケ機がある場合は、音響設備として記載します。記号は別記、「音響設備表」と対応します。

④照明設備表にはすべての照明器具の種類別に個数とW数も記載します。

⑤音響設備表にスピーカー、TVモニターなどの種類ごとに個数を記載します。

最後に、飲食店で使われることの多い照明設備の種類を他社サイト様からのイラスト画像の引用でご紹介します。参考にしてください。

出典:実践!住まい塾|Column|ホームクラブ(homeclub)|住まいづくり応援ポータルサイト|ミサワホーム